第1章 最悪の始まり
次の日の朝、学校に行こうとして玄関を開けると目の前に赤髪の男が立っていた。
あたしの髪色はきれいな栗色←朔夜曰わく。だから目の前に居ると目立つんだよね~……赤髪。
赤司「おはよう友佳子」
「………なんで…いんの?」
赤司「彼女を迎えに来たんだよ」
「は?……あたしいつも朔夜とバイク登校なんだけど…」
赤司「たまには歩こう。バスケするには足の筋力が大切だよ」
「何でバスケなんだよ…」
赤司「何でって…俺はバスケ部なんだよ。知っているだろう?」
「知ってるけど…そういうことじゃなくて…」
朔夜「おーい、友佳子行くぞ……ってあら?」