第9章 決戦
夜空からバハムートに乗ったひなのが声をかける。
そこには、烏丸先生とビッチ先生もいる。
イリーナ『まぁ、持って10秒よ…。あんたも分かってるでしょうね?』
ビッチ先生が私とコロ先生に言う。
コロ『ヌルフフフフ。お任せ下さい。』
私もコクンと頷く。
ズドーン。
バハムートが地上に降りたつ。
ひなの『女子全員で、まぁに回復魔法!』
桃花『まぁ!私たちの魔力、受け取って!』
みんなが私に魔力を注いでくれる。
『みんな…ありがとう。』
烏丸『これが例のものだ。』
私は烏丸先生からそれを受け取る。
イリーナ『いくわよぉ〜!誘惑の魔女だって、色気術だけじゃないのよぉ〜!
クロックストッパー!』
ビッチ先生が私たち以外の刻を止める。
『エンチャント!』私はイリーナ先生の魔法を自身で操れるように主導権をもらう。
その隙にコロ先生はマッハでグランド中の感染者の口に薬を流し込む。
10…9…
私は全力で走り、お父様の前に立つ。
オーラを避けてこれを飲ませるには…。
私はお父様の頬に触れる瞬間にお父様のみ刻を戻す。私を見て驚きオーラが途切れた瞬間、口移しで薬を流し込む。
8…7…6…
法王『……うっ…!』
やった…!
5…4…
すぐさま学秀の元に向かい、魔力で氷のオーラを取り除き、学秀のみ刻を戻す。
3…2…
驚く学秀の口の中に私は口移しで薬を流し入れた。
学秀『ッ…!まぁ…。』
1…………
止まっていた刻が動きだした。