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【暗殺教室】僕の専属使用人

第7章 旅行の時間。


蒼葉『まぁちゃん、話があるんだ。ちょっと来て。』

そう言うと蒼葉さんは私の返事を待たずに外へ連れ出す。

そこで私の見せられたものは…。




そう。私はあくまで使用人。ある意味契約書という紙切れ一枚でどうにでもなる。

蒼葉『理解できたかな…?賢いまぁちゃんなら分かるよね?』


『………はい。』




僕が風呂から上がるとまぁの姿がない。

飲みものでも買いに行っているのか?


スマホが鳴る。執事長からだ。


学秀『僕だ。何かようか?』

僕は執事長からの言葉に息が詰まった…。


慌てて外に飛び出すと目に飛び込んで来たのは下を向き、目を伏せるまぁと、そのまぁに後ろから絡みつくように抱きつく蒼葉だった。


学秀『どういうことだ…。貴様が、まぁを父から買い取っただと?』


蒼葉『そぅ。そのまんまだよ。浅野君。

俺の家もけっこうなお金持ちでさ。使用人なんてザラにいるし、欲しいものは何でも手に入れてきたんだけど…。ついこないだ手に入らないものができちゃって…。
でさ、どぉしても欲しくてたまらなかったから、君のお父さんに頼んで譲って貰ったんだ。

はい、これ一応契約書の内容。まだ仮りの契約だからこの旅行から帰り次第本契約を交わすけど、手付け金は払ってる。だから彼女はもうすぐ完全に僕のものになるってわけ。』


そこにはいくつもの条件が書かれている。


主人の事は様付で呼ぶこと。
必ず主人の命令を聞くこと。
逆らえば、逆らった分の仕打ちを受けること。

主人の許可なしに他の男と会話、接触があった場合、それ相応の見返りをすること。



学秀『なんだこれは…。』

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