• テキストサイズ

【暗殺教室】僕の専属使用人

第5章 嫉妬。


蒼葉『まぁちゃんは彼氏いないの?』

『いないですけど…。蒼葉さんは?』


蒼葉『俺?今はいないよ。』


近い…。脚が密着してるし、さっきから手も握られっぱなしだ。
それに、何故か浅野君の視線がものすごく痛い…。

悟『おい、蒼葉、まぁちゃん1人占めすんじゃねーよ!俺もまぁちゃんと仲良くなりたいんだからな!』


その様子を横目に僕は頼んだ烏龍茶を口に入れる。

みすず『あ、あの…浅野君はいっつも模試で一位取ってますよね。私なんて圏外で。

尊敬します!』

学秀『あぁ…。常にトップである事こそが僕自身当たり前だと思っている。』


蒼葉『へぇ〜。君、頭いいんだね。でもさ、彼女とかいた事ないでしょ?容姿もイケてるのに…。残念な人だよね。』

そう言いながらまぁを自分に密着させる。明らかに嫌な顔をするまぁの事などおかまいなしに…。

学秀『フッ。正直に言いますが、僕は慶◯ごときに何の興味もない。あなたみたいに会って間もない女子に色目を使うほど暇ではないのでね。』


蒼葉『その凝り固まった価値観が残念だって言ってるんだよ。』


優『あっ、こいつさ、帰国子女で、めんどいからって日本の高校通わずに家から近いってだけで内申点なしで入試だけで慶◯入ったんだよ。

だから、本来なら日本最難関の大学はもちろん、ハーバード大なんかも入れるくらい賢いんだ。

ま、口だけ悪いのが難点だけど、許してやってよ…。』


学秀『チッ……。』


蒼葉『そういうこと。で、さっきから浅野君だっけ?まぁちゃんを見てるけど、好きなの?』


学秀『バカな事を言うな。恋愛など興味はない。』


蒼葉『じゃあさ、俺がまぁちゃんをもらっても文句ないよね?

じゃ、俺ら抜けるわ。』


そう言って私を強引に立たすと一万円札をテーブルに置き引っ張っていく。

『ちょっと、私行くなんて一言も…』


蒼葉『ダーメ!』


そのまま店の外まで連れ出された。

/ 81ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp