• テキストサイズ

【暗殺教室】僕の専属使用人

第4章 初めての合コン


浅野家での使用人かつ学生生活にも慣れてきて3カ月が経つ頃、突然生徒指導室に呼び出された私。

私は指示されたように、家では学秀。使用人の時は学秀様。
そして学校ではあくまで浅野君。と呼んでいる。

我ながらややこしい…。が、気を許すつもりはない。

ガラッ…。

学秀『遅い…。』

『私、何もしてないんたけど?』

不機嫌な私に浅野君が返した言葉は意外な言葉だった。


学秀『今日、蓮や瀬尾たちに頼まれて他校の生徒たちと交流会をすることになった。

だが、向こうの人数とこちらの人数が合わないそうだ。

よって、今日は使用人業務はいい。僕と放課後交流会に付き合ってもらう。』


『あのさ、それってつまり…合コ…』

学秀『交流会だ!』


合コン…知らないのかな…?


有無を言わさずそれだけ伝えると浅野君は生徒指導室を出て行った。


はぁ…。仕方ない。


放課後、浅野君や榊原君、瀬尾君達と共に個室のあるお店へ行く。

そこには他校の生徒の他に大学生らしき男の人も3人いた。


その中の髪の短い女の子が榊原君に駆け寄ってくる。

『蓮ー!ごめぇん!なんか人数が集まらなくて適当に声かけたらこうなっちゃって…。』



確かにこれって……。

私達を含め、男子中学生3人。男子大学生3人。女子中学生私を含め3人。


学秀『ま、仕方ない。意義のある交流会にしよう。』


大学生『そ!せっかくなんだ。彼の言うように、楽しもうよ!』

そう言うと、私は腕を掴まれ大学生の間に座らされる。

浅野君がこっちを見てる。
けど、何も言わないから、ここにいるしかないよね…。

向かい合う形でみんなソファー席に付き、飲み物を注文し、自己紹介を始める。

/ 81ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp