第7章 自慰の時間
(学峯サイド)
学峯『………………。』
あれからほぼ毎日彼女のカラダを少しずつ支配している。
桃色まぁ…君のあの大きく潤んだ桃色の瞳…長く揺れる髪…彼女から漂う甘い果実のようなシャンプーの香り…真っ白に透き通る肌………全てを私が支配する。
初めてだった…。
自ら望んで異性を欲したことが。
浅野君の母親とはある意味でお互いの利害が一致しての結婚であった。
そのため、籍は残したままではあるが、事実上、婚姻関係は既に破綻しており、彼女は海外に行きっぱなしで、ほぼ家に帰ってくることはない。
私か彼女、どちらかが籍を抜きたいと申し出れば、すぐにでも解消できる。
あぁ……桃色まぁ、君の事を考えるとすぐに私のモノは反応してしまう。
自室のベッドの壁にもたれかかる。
熱くそびえ立つ自身の肉棒を右手で握る。
まぁ………。私は、生徒である君を1人の女性として見ている…。
私は君が欲しい…。誰にも手がつけられぬよう…先にカラダから支配する。
心は後でかまわない…。
まぁ…私のものになりなさい…。
彼女の名前を心の中で呼ぶ度に、私の肉棒はさらに熱く、硬くなる。
自然と右手を動かすスピードが早くなる。
学峯『…うっ………あぁっ………』
ドピュ…ドピュッ…………。
大人げない…。まさかこの歳になって誰かを求めることで自慰をするとは………。