• テキストサイズ

【暗殺教室】支配者の愛

第5章 支配の時間 〜2時間目〜


学峯『さて、本日の授業はここまでです。また明日の放課後、お待ちしています。』



私は火照ったカラダを何とか動かしながら服を着ると、一目散に出て行く。





はぁ…はぁ…はぁ…。

校門までダッシュしたせいか、息が切れる。


『桃色か?』


呼ばれた方を振り返ると浅野君がこちらに歩いてくる。


浅野君は何も知らない。だけど、血の繋がりのある浅野君の事を私のカラダが恐れている。


学秀『どうしたんだ?そんなに慌てて。』

『ちょっと用事があって…。じゃあね、浅野君』


そう言って足早に家に帰る。


私の両親は海外で仕事をしているため、1人暮らしだ。

だから、少し安心した。こんな顔、誰にも見せられない。


明日も…私…、どうなっちゃうんだろう。




翌日の授業は頭に入らなかった。

昼休み、ひなのが心配そうに尋ねる。


ひなの『まぁ、大丈夫?保健室行く?』


『うん…そうしようかな。』



保健室のベッドで横になる。


早退したら、今日は行かなくていいのかな?


でも明日は?


いや、正当な理由なら大丈夫だよね。

私は保健室の先生に体調が悪い事を伝え、早退をした。

/ 46ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp