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*空*和也*

第1章 *空*


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いつかもこんな事があった


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いつまでもそのままでいるあたしに

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和「髪乾かさないの?」


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「うん、めんどくさいから今日はいい」


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しゃーねぇなって


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ドライヤーを持ってきて


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乾かしてくれて


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その優しい手にいつまでも触ってほしくて・・・


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じゃあお返しにって


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和くんを座らせたら


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和「俺はいいよ(笑)」

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笑って今と同じ事言ってたな


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和くんの髪の毛触ってるのも好きで


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いつまでも終われずにいたら


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和「いい加減あちぃから」


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って強制終了


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「まだ後ろのほう乾いてないのに」


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和「もういいよ、いい加減こっちきてよ」


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手を引っ張られて隣に座ったら


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ギュウって抱きしめられた


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