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*空*和也*

第1章 *空*


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さっきまで泣きそうで


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真剣な顔してたのに


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あんまりにも必死な和くんに


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ちょっと笑いそうになった


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和くんがあたしのその顔を見て


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ふふ(笑)って笑ったけど


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和くんの目が・・・


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目が潤んでて


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・・・和くんが泣いてるって思ったら


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考えるより先に和くんを抱きしめてた


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和「・・・友達って抱きしめていいんだっけ」


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「うるさい」


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和「(笑)ねぇ俺もギュってしてい?」


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「ん・・・泣かないで」


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抱きしめた和くんの体温が上がって


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その体温であたしの心の温度が上がる


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あたしの体にまわった腕が緩むと


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和くんがゆっくり顔を上げて近づいてきた


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ホッペにキスされて


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目を瞑ったら


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口に優しく触れる


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和くんの指

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