第1章 【番外編】チョコと経験値
一階の廊下、探してた影を見つけて、
風利
「──爆豪!」
私は、その背中に大きく声をかけた。
爆豪
「あ?」
爆豪は、面倒臭そうに振り向く。
風利
「これ…」
私は、鞄から…爆豪に作ったチョコを取り出した。
風利
「私…やっぱり、受け取って欲しくて…」
爆豪
「要らねえっつったろが。くだんねー事で話しかけんなクソが」
風利
「ぐ…」
怒るな、怒っちゃダメだ…‼︎←
風利
「昼休憩の時は、自分で食べるって言っちゃったけど…落ち着いて考えたら、私食べれないって気づいて」
爆豪
「なんか変なもん入れやがったか」
風利
「加えたものはあるけど、変なものって訳じゃ…」
でも、私は食べれないもの。