第1章 【番外編】チョコと経験値
調理は進んで行き、次は…
風利
「出来た人から焼いていこう」
雄英の設備は調理室も充実してて、オーブンもあるし、トースターもホットプレートも置いてある。
風利
「響香ちゃん、ホットプレート温まったよ」
耳郎
「う、ん…じゃあ…」
響香ちゃんが作ってるのはチョコクッキー。
オーブンではなくホットプレートで焼ける、サクサク系のもの。
響香ちゃんは、ちょっと緊張した様子で、型で抜いた生地をホットプレートの上に並べてく。
風利
「時間が経ったら、色を見ながらフライ返しでひっくり返してね」
耳郎
「わかった」
薙景
「オーブン使うよ〜」
姉さんが、生地を入れたカップをオーブンに突っ込んだ。
葉隠
「Σあー、そこ私も使いたかったのにー!」
同じくカップを載せたプレートを持ってる透ちゃんに、姉さんはヘラヘラと笑って言う。
薙景
「早い者勝ち」