第1章 【番外編】チョコと経験値
葉隠
「ヤオモモ!チョコは直接火にかけちゃダメ!」
八百万
「Σえっ、そ、そうでしたの?」
声に振り向けば、百ちゃんがチョコを入れた鍋を火にかけようとしていた。
風利
「直火はダメだよ!」
焦げちゃう!
芦戸
「湯せんで溶かすんだよ、ユセン!」
耳郎
「お湯って何度くらい?」
薙景
「50度くらい」
風利
「温度計はここのを借りて…チョコは刻んで、ボウルに入れてね」
麗日
「温度計取って来たよー。あと、ボウル」
風利
「ありがと、お茶子ちゃん!」
お茶子ちゃんも、一人暮らしで普段から料理してるらしいんだけど…「お菓子は餅菓子しか作れん!」との事。
風利
「でも、前に作ってくれたチョコお餅美味しかったよね」
蛙吹
「そうね」
八百万
「食べる前は疑ってしまいましたが…」