• テキストサイズ

【暗殺教室】奪い愛…。

第30章 カルマオチ③


カルマの家ーー。


カルマ『まぁ…。ご褒美、聞いて?』

『なに?』


カルマが私に向き、まっすぐに見つめる。


カルマ『俺と結婚して下さい。』


『…………。プフッ!』


カルマ『はぁ?ちょっと何笑ってんの?俺ほんと真剣に言ってるのに…。』



『いや、ごめんごめん。あまりにも唐突すぎるし、まさかそれが出てくるとは思わなくって!』



カルマ『プロポーズだよ?今の…。笑うなんてひどすぎでしょ。』


『ありがとう。素直に嬉しい。ただ、まだ私たち15歳だよ?だから、びっくりしちゃって。』


カルマ『けど、まぁは来年…俺は三年後には法的に籍は入れられる。そう遠い未来じゃないでしょ?』


『それはそうだけど…実際は、大学行って、就職して、落ちついてからでしょ?』


カルマ『…………。俺のものになって…。』


吸い込まれそうな黄色い瞳に、本気なんだ…。私とのこと…。
その切なくも真剣な瞳から目が離せない。

カルマの唇が私の唇と重なる。


カルマ『まぁ…。』


私の唇にカルマの厚い舌が滑り混む。

激しく何度もなんども私の口内を掻き回し、やがて舌に絡みつき、吸いつき、離さない。


ンンッ…ンンッ………。


ようやく離れた唇はすぐに私の首筋に移動する。


カルマ『まぁ、いいよね?』

私の耳元に、甘く艶のあるカルマの声が響く。


『いいよ…。』





/ 159ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp