第2章 触れたい…。
『学秀、それじゃあ映らないからもっとこっち来て!』
そうは言っても、ほぼ密着する状態になる。
撮影モードを選択するまぁ。
設定は、2人モードで、アニマルとお任せバージョンにしている。
『今から、こんなポーズして!とか機械が言ってくれるから、その通りにしてね!
恥ずかしいとかなしだよ〜!
そ、し、て、』
まぁがニヤニヤしたかと思えば、犬耳のカチューシャを取り出す。
学秀『僕はしないと言ったはずだ!』
『こんなのコスプレに入んないよ!
ほら、撮影始まるから文句言わない!』
半ば無理やりカチューシャをつけられる。
背伸びをしてつけようとするまぁはわかっていない。
まぁの谷間が僕の目の前にあるという事を。
ここが密室の室内なら、僕はおそらく自分の理性を抑える事はできなかっただろう。
撮影がはじまる。