第2章 触れたい…。
まぁがアニマルコーナーに走っていく。
『着替えてくるから待っててね!』
そう言って、試着コーナーへ消えていった。
『お待たせぇ〜!』
学秀『なっ…!』
こんな格好して…誰か他の男にでも見られたら!
まぁは、ビキニの様なフワフワのグレーファーがあしらわれた上半身衣装に、同じくファーであしらわれたショートパンツにフワフワの長い尻尾がつき、猫耳をつけ現れる。
胸元は、豊満な谷間を覗かせ、首元には首輪がつけられていた。
目のやり場が……。というか、僕でなければ確実に襲われているだろう…。かくいう自分も、下半身に熱いものが込み上げてくる。
今から狭い室内でプリクラを撮る…。
僕は我慢ができるのか…?
そんなことはおかまいなしにまぁは、これで撮ろうとはしゃいでいる。
無自覚にも程がある…。
そう思い、まぁの指定するプリクラ機に入る。