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台風のちに快晴、そして虹 【気象系BL】

第16章 夏男はご立腹




快楽の証が溢れると足の力が抜けて少しだけ入っていた指が奥まで入る


「ぁ、あん…っ!」


そのままナカを探る指先が的確にポイントを刺激してくるから大きく声が出ちゃう


「はぁ…耳元で…その喘ぎはヤバイな…」


潤にしがみついていた左腕がやんわりと外されると顔を覗き込まれる


「…すげぇエロい顔…♡」


「っや…み、見るなっ…ん、ぅん…っ」


唇を塞がれて舌で口内を蹂躙されてナカも刺激されて、両手で潤の胸を支えに体勢を保つのに精一杯


「ふ、ぁ…」


「翔…もう挿れて、いい?」


くちゅり、と音を立ててナカから指が抜かれると代わりに俺の白濁を纏った潤のサキが充てがわれて


俺の答えを促すように頬にキスがされる


肩口に顔を埋めて静かに頷くと、俺の脇腹を力強く掴んだ潤が俺の腰を沈めナカに挿入ってくる


「っ、あ、ぁあ…あ…」


ズブズブと埋められていく熱い潤のかたまり


白濁を纏っているからか抵抗もなく埋められていくと、あまりの快楽の大きさに背が弓なりに逸れる


「っはぁ…はぁ…っ…」


全てナカに埋められて天を仰いだまま息を整えていると


「翔…」


名前を呼ばれてゆっくり視線を下に移す


下を向くと潤はシーツに背をつけていく


それに合わせて前のめりになる俺の体


胸元には俺の手からついたであろう白濁が逞しい胸筋の間をテラテラと光らせていた


その卑猥な胸元を見ながら荒れる息を整えていると


「翔…自分で動いて?」


潤から思いもよらない言葉が投げかけられてかぁっと顔に熱が集まる


「や、無理……じゅんが、して…」


「ダメ…俺に、今まで見せてくれたことのない翔を見せてくれるんでしょ…?」


脇腹を掴んでいた両手が臀部に降りてきて動きを促すようにやらしく揉まれる


「っん…!」


「ほら…動かないとずっとこのままだよ…?」


その言葉に観念してゆっくり腰を揺らし始める


けど、足に力が入らなくて大きくナカを擦ることはできなくて


「っ、んは…ぁ、は…じゅん、じゅんっ…」


潤の胸に手をついてゆらゆらと前後に揺らすしか出来なくてもどかしくなる


「も、やだ…っ…力入らないから無理ぃ…」


「しょうがないなぁ…俺の上で腰を揺らす翔を見せてもらえたし…ね」


直後、下から大きく突き上げられた

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