第24章 あなたの終わり
コックローチ
「ゴキ子…じゃないか………
ヒィッ…ヒィッ………久しぶりだな……」
ゴキ子
「何言ってるの!今朝、逢ったばかりじゃない!
ほら三角コーナーの近くで!!
もうっ!ボケないでよね!!」
コックローチ
「そっ…そうだったか…あははっ……」
(ゔぇ…三角コーナーの側にいたんだ……(;´д`))
ゴキ子
「でぇ〜、いつ死ぬの?今日?明日!!?
まったく…危ないって聞いたから歩いてきたのに、
元気じゃないの!!あの片玉クソ犬!許せないわ!」
(本当に妹なの?
なんか…冷たい……)
コックローチ
「…大丈夫だよ…ゴキ子……
兄ちゃんは…あと1分くらいで死ぬから……」
(え!?1分!?)
ゴキ子
「あら、ほんと?なら良いけど…
そー言えば…兄さん。
遺産は?あるんでしょ?言ってから死になさいよ!」
ゴキ子さんはコックローチさんの、
残された触角を掴み脅迫する。