第1章 出会い
「おい、まふどうした?!」
1人、足早く家主に会いに行ったアイツは何故か血を……鼻血を出していた。
「そ、そらるさんっ……ぴ、ピ、ピンクの……ピンク」
え?ピンクの何?
未だに鼻血を垂れ流しながら、何故かピンクしか言わないまふに苛立ちを覚え
「ピンクの?ピンクが何?」
と肩を掴み少し強めに言ってしまった。
「え。あっ。そらるさんんんん。」
漸く話ができそうな状態に戻ってくれたが、相変わらず頬は紅潮したままだ。
「ん?どうした?」
できるだけ優しく、不安を与えないように紡いだ言葉は
次の一言でムダだったと知らされる。
「luz君がおっぱいの大きな女の子になってました!!」
……………………は??