第1章 出会い
「……ぁん。んぁぁ。」
どうしてこうなったんだろう。
目の前には超絶美形なluz君。
白と黒で纏められたオシャレな部屋。
「あっ。んんっ。そこ……いい。」
無意識にシーツを握る手に力が籠る。
「ココ?…………もっとよく顔見せて。」
恥ずかしいから逸らしていたのに……組み敷かれた時と同じ様に顔に手を添えられる。
止むことなく与え続けられる快感は私の思考力を奪ってゆく。
何のこと考えてたんだっけ……。
「やっ、そこっ…………。ム リぃ。」
恐怖と快楽の波で自然と涙が溢れる。
「可愛い。……イクよ?」
溢れ出た雫を舐め取られた感覚とその言葉を最後に意識を手放した。