第11章 〜光の教会〜
『うっ…。』まぁにはかなわないな…。
赤面するカルマをよそに、まぁはその美しい内装に見惚れている。
サッ……。
カルマがまぁの手を取り、ひざまづく。
『まぁ…。俺と付き合って下さい。
そして、先の未来、俺と共に人生を歩んで欲しい…。
ずっと側にいる…。約束する!』
突然のカルマの言葉に思考が追いつかない…。
だけど、私の口から出た言葉は、
『はい…。宜しくお願いします。』
カルマの唇が優しくまぁに重なる…。
2人の事を見守るように、ステンドガラスから優しい光がキラキラと輝いていた。