第100章 未来(さき)へ
メデューサ『ふむ…(じっ)
(念の為報告しますか』
しゅんっ
恵土ごと全身が光となって消えて、飛んで移動していった
風間『ちいっ』
太刀川『行ったか
やっと身体が動くようになってきたな』腕を回す
いなくなった方角をそのまま見据え、睨む太刀川
風間『……
』すっ
落とされた恵土のトリガーを拾い上げる風間
それと時を同じくして
移動先で待ち構えていた人魚の歌声(怪音波)を恵土は聞かせられ
強制的に眠りに付かさせられる
メデューサ『デマオン様
原初の始祖神様をお連れ致しました
少々邪魔は入りましたが』跪き頭を垂れる
そのメデューサの前には眠らせた恵土が横たえられていた
トリオン体では無いが、私服にしていた隊服を着ていた
デマオンは大きく、その身長は優に5mは超えていた
メデューサの3倍はある
デマオン『そうか』にやり
メデューサは掌に作った光球に緑川を映し出し、伝えた
メデューサ『この者はどうします?
我々の正体に勘づいておりますが』
デマオン『小者だ、捨て置け
予定通り始めろ
治療をな』
メデューサ『お〜ま〜か〜せ〜をお〜』
メデューサが恵土ごと光として包み込み、そのまま諸共再度空を飛んでいった
デマオン『はあっ……
母体を蝕む害虫が…
ここでも苦しめるか』怒り睨視
こちらを除く全てを睨み据えていた
東『何があったか話せるか?』
『始祖神の命が危ないと声がして
急に活動を始めたんです』青ざめ震え
『急に無数の…トリガーが通用しない相手が山のように目覚めて、真っ黒な集団で
あっという間に蹂躙されて
命こそ取られませんでしたが…
全員固まってしまって動かなく』涙震え突っ伏し咽び泣く
『為す術も無く逃げるしか無くて…
記憶を頼りに、なんとかこちらまでっ』真っ青震え
東『なるほど、そこを尾行されたか』
風間『相手の目的は…
『わかりません…すみません
すみませんっ』土下座
腕で自らを抱き締め、震え出していた
迅『あーー…
敵の狙いはなんとなく分かってる』通信
『!!?』
城戸『本当か?迅!!』
迅『うん…
恵土先輩の中にある
癌と半グロの副流煙
主犯格のだけがまだ残ってたから
その…抜去かな?』
太刀川『………
黒の国のあれか?
光と闇を選り分けて
闇を後で消してたっつう』←3824,3825ページ参照
