第100章 未来(さき)へ
寿寿苑(じゅじゅえん)には恵土直筆のサインがあり
食事の様子も撮られていた
旧田中隊(初代、2代)のものである
共に3年半前(初代結成時)、2年半前(2代解散時)で、恵土が奢っている
その為か…死ぬほど大盛況
いつ来ても
大体は自炊または社食で済ませているので、外で食事することが極めて少ない
その為…三門市の店では、いつ来るかと思う人もいる
依頼する人もいればそれに応えようとするので、制限を根付さんから掛けてもらっている(中間に立ってもらっている)
恵土が訪れた店はずっと人が入るというジンクス付き
鈴鳴第一に用があった時
その帰りにふらっと寄る時もあるぐらいで
恵土が来たらその瞬間から一目見ようと更に人が増え大盛況となり、外にまで続く大行列が出来上がるので…
来る前には一報を入れ、裏口から入室し、来店する方式が出来上がっている
それを聞いた恵土は…
恵土『なんかよくわからないけどわかった』
自分が齎す影響を全く理解していなかった
それ(一連の詳細)を聞いた木虎は…全くあの人は…
と額を抑えて苦言し、深く溜息を零してていた
今もサインを求められることも多いという
そもそもが街中を歩く機会がそんなに無いので当然とも言える
この機会を逃したらもう会えない、会えたとしても何年か後ということもあり…
寿寿苑の店員はファン、またはファンになるものも実は多くいたりする
邪魔にならないよう、遠くから見る程度
恵土がスーパーに行こうものなら人だかりが出来
通行もままならないので…
大体はボーダーの人に仕入れを頼む流れとなっている
その為…基本は給料から差し引く形を取られている、外食は除く
その様はまさに…どこかの競売(せり)のようで、余りは購買に回されている
めちゃくちゃ手早く回している
購買に行けば同様に人集りに揉まれるので
餃子オブキング(餃子の王将)では
恵土『疲れた身体に沁み渡るうううう!!』
という恵土の言葉、食べっぷりが宣伝になり…
本当に美味しそう!ごくり
と思わせる内容ばかりで大行列が出来る店となっていた
寿寿苑と同じく二度のネイバー侵攻を受けても無傷という強運の店、ただし寿寿苑より警戒区域から遠い
寿寿苑での出来事もあり
食いに行くぞお〜!!と叫び狂う恵土を林藤が引き留め制止、予め訪れる前に電話するように促した
