第99章 瘀血(おけつ)
迅『あいつを放っとくと厄介なことになったからね…
待たせてごめん』
太刀川『おせーよ』にや
秀次『外に投げろ!』
どしゃあ
秀次『?(爆破しない?』
窓から覗く秀次に叫び声が響いた
迅『秀次!後ろだ!!』
太刀川『迅!!』弧月を投げる
びいんっ!!
遅延型の棘が迅へ向かって横側から来た
それを菊地原の聴力により察知した太刀川が投げていた
そのまま太刀川が降りてゆく中…事態は更に動く
迅『あっぶな
ありがと太刀川さん』
秀次の背後に穴が開き、吸い込まれる直前
駿のグラスホッパーで、風間が恵土ごと秀次を抱えて窓から外へ飛んだ
木虎『ほっ…よかった』下を覗き込む
駿『穴、消えたね』木虎の後ろで警戒していた
菊地原『僕はちょっとカメレオンで行ってくる
二人も、邪魔にならないようにね』
すう
姿を消して降りてゆく
風間『このまま外でよかったか?』
迅『大丈夫
ちょっと予定が変わったけど…
概ね計画通りだ』
どおおおおんっ!!
鬼怒田『切り替えるタイミングを注視しろ!
仕掛けるタイミングを見逃すな!!』
忍田『戦力を集中させる為の陽動だ!!
囮に気を取られるな!!』
レイジ達が奮闘しており、爆発が起こっていた
迅『押されてるね
本部も』手を目の上にかざす
太刀川『俺達が組んで勝てなかった敵なんていたか?』
風間『反撃開始だ』
迅『秀次は恵土先輩に専念してて』
風刃+二刀弧月+スコーピオン
みみ!みみ!自身指差し
カメレオン中の菊地原
遊真『迅さん
俺は落ちてきた敵の警戒でいい?』
迅『いや、やめておいた方がいい』
遊真『なんで?』
迅『それはダミー(囮)だ
間合いに入れば爆発する』
遊真『なるほど、了解
隙あればアンカーだね』
迅『ああ、頼む』
修『スパイダー
ハウンドは効果が薄いでしょうか?
迅『もう少し待ってて
必ず来るから
千佳ちゃんも』
千佳『了解!』
後に見た恵土
恵土『迅かっけええええええええ!!!!!!!!』大絶叫
『うるさい』
迅『ははははは^^
実力派エリートなもんで♪』キラン!
立てた右手の2本指を、額に当ててから前へ振る
千佳『準備するのはレッドバレットですか?』
迅『いや…
千佳ちゃんの役は違う
もっと別だ
……………』超小声
千佳『!!え?』
迅『じゃ、頼んだよ!』
千佳『…(ぎゅっ!)
はい!!』
