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Unlimited【ダンまち】

第99章 瘀血(おけつ)





迅『う~ん…こりゃまずいな』
駿『え?なんで?善戦してるじゃん』
菊地原『見てわからない?
決め手に欠けてる
寧ろこっちが押されてる側だよ』

駿『あ゛;』
迅『手が無い訳じゃないけれど…
相手が死ぬな』
太刀川『なるほど自爆ね』
風間『迅…風刃は』
迅『まだ使わない
今はね

まだ対応できる範疇だ
やっこさんの真打が来るまで持たせる

秀次…』

秀次『なんだ!?』ずっと絶え間なく撃っている
迅『恵土先輩から離れるな
寧ろ背負って戦った方がいいかも』
秀次『は?なにを』
迅『じゃ!任せた!』
ばっ!
『迅!!?』
駿『ウッソ!飛び降りた!!?
迅さん!!』

窓から身を乗り出すも
迅は全く意に介さず、敵の正面へ立って不敵に笑って言い放った


迅『じゃあ…遊ぼうか』
『邪魔するな』
迅『ま、そう言わず^^』
があんっ!!

迅『さあて…
デスマッチの始まりだ!』
スコーピオンで対応する

エスクードを生やし
通り道を制限させる

菊地原『………
!!
三上!トリオン反応は?!』
三上『え?』
菊地原『木虎!!病室内にスパイダー!!』
木虎『はい!!』

風間『なるほど…下か』
太刀川『ほお、マジか』
忍田『斬られれば生身がやられる!気を付けろ!!』

その時…
迅の言葉が秀次の脳裏によぎる


迅『敵の狙いは…恵土先輩だ』
背負って戦った方がいいかも
なんて言葉もよぎり
秀次(癪だがやるしかない!!)だっ!!
即座に恵土へ駆け寄り
背負いながら自身へ布で縛る

スパイダーだと痛む、傷に障るだろう
そう考えての判断だった

白帝を恵土の懐に入れてからのことだった


太刀川『さあ…来るぞ!』
どおんっ!

迅『そっちは任せたよ
太刀川さん!』
太刀川『りょーかい!』
があんっ!!
ばしゃあっ!!
スパイダーの罠により
暗くすれば淡く光る蛍光塗料で塗れて透過トリガーの位置がバレる

暗視型で戦っているものの他の部屋は全て明るいので対応までに時間が掛かる

外からは明るく見える
わざと暗くしたままグラスホッパーでスコーピオンを投げ


風間『無数に生やせる可能性も忘れるな』
太刀川『了解!
マジこええなおい』
菊地原『聴覚共有で伝わってるでしょ
地面から生えるのは確実なんだから別段増えても
風間『菊地原
油断するな、別の手が無いとも限らない』
菊地原『了解』


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