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Unlimited【ダンまち】

第99章 瘀血(おけつ)





生き残ったのは10名のみ

城戸
忍田
林藤
恵土
小南

レイジ
林藤ゆり
桐山(玉狛支部→本部、チーフエンジニア)
九條(旧ボーダー→一般人に)


それから恵土は…白帝を起動して…
必死にアリステラの人達を亡命させて
私達の傷も癒やして、蘇らせようとして…
出来なくて……致命傷となった傷だけが残った遺体となった…
ブラックトリガーも…人に戻せなかった

それでも無理をして…泣きじゃくっていたわ

最後に林藤(ボス)に止められて…
進に縋り付いてわんわん泣いてたわ…


葬儀後

林藤「恵土
白帝で体を治したらどうだ?」

恵土「あ…ああ
忘れてた
ありがとう^^」
酷い隈ができた顔で、無理に笑う恵土は…見れたものじゃなかった←俯く


恵土「トリガーオン!」
しかしトリオン体になれなかった

恵土「あれ…おかしいな
オン!


オン!
林藤『!おい
恵土「オン!
オン!オン!
オン!オン!!

はっ…
はあっ!」
どさっ!
その場で跪き
地に膝をついて、トリガーごと床を殴り付ける

そのまま動かず…震え出す


恵土「……っ…

本っ当…に
役立たずだなあ…私……

なんの…役にも…立てやしないっ」ぼろぼろ嗚咽

涙を流し…
唇を噛み、血まで流し…
手を地につけて咽び泣いていた

その手に涙が、血が落ちてゆく中で…


とても見ていられたものじゃなかった


その様子を見て…
林藤は堪らない気持ちになり、抱き締めていた

林藤「ごめんな!
ごめん!!
本当ごめん!!(ぎゅうううっ!!)

そうだよな…っ!
出来る訳ねえよな!ごめんなあ!!」ぼろぼろ
恵土「っ!
ぅっ!
(ぎゅうっ)
わああああああああああああああああっ!!」

抱き返すと共に
両目から涙を流して慟哭が爆ぜ、泣き叫んでいた


それから恵土は…トリガーを握れなくなった
少なくとも3か月間…

何度も起動しようとしたんだけれど…
出来なくって……

自分からボスへ渡して…
大学以外では外出もしないで
ふらふらふらふら…糸の切れた風船みたいに、生気の抜けた顔で……
車椅子から立てるようになるまで一月掛かったけれど


杖で動けるようになってから…
まるで生きる意味を無くした顔をしているように見えた

川の直ぐ側で夕日を見つめてずっと動かないんだもの
いつ飛び込まないかヒヤヒヤしたわ


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