第99章 瘀血(おけつ)
林藤『ちゃんと食事は取れよ〜!?』
二人『はあーい!!』
前期のテストが終わった後だったらしい
進級も掛かっているので、模擬戦をやっている場合じゃなかったと小南は後で知った
小南『なあんだ!避けられてたんじゃないのね!!
そんなことだろうと思ったわ!』ふふん!!
鉄也『単純』ぼそ
小南『なあによおおおお!!』
進「ははははは^^」
5年前
アリステラでの戦地で
城戸の弟子…
梅咲鉄弥が、ブラックトリガーになった
城戸を庇って…致命傷を負った
城戸が左目に傷を負った後のことだった
それを起動した城戸は…異形の姿となって、途方も無い火力を発揮し、辺り一帯を隈無く蹂躙し出した
その少し前…
バラバラに分断された
通信もジャミングされてて出来ない
仲間から順に狙い、一番最後に恵土を狙う算段
攻撃するのが13歳以下の子供、生身はトリオン体を破壊出来る爆弾付き
狙撃手が14〜16歳の子供、生身は以下同文
まず攻撃手が生身にして、それから味方の攻撃手諸共狙撃手が撃ちまくる
共に爆発し、次から次に息絶えてゆく
敵も味方も巻き添えにして更地にしてから奪う作戦
恵土は狙撃手を小南と一緒に倒して回っていた
いざという時は自分の命を優先しろ
林藤からの言葉通りに、助ける間なんて与えない敵から、無理をせず、すぐ距離を置き離れた
だがそれは小南であって…15人斬っていた
恵土は敵も味方も助けようとし…
20人以上の狙撃手を斬り、その上で爆弾から遠ざけようとした
腹に、喉に、全身に設置されたそれらを全て斬っても、それらは手動で爆発させられた
一丸となって、気絶させてもその仲間が手動で爆発させられて、仲間を巻き込む形でどんどん爆散が連鎖して、遺体も残らないほどの大爆発で消えていって…
恵土『うわああああああああああああああああああああああああああ!!』
ナウシカが父を殺された時のような顔で
涙を流しながら必死に、止める為に攻撃していた
する他なかった…
そうしなければ……味方(大事な仲間)が皆、死ぬから——
全員のは距離が近い同士でないと聞こえない範囲でジャミングを掛けられていて
オペレーターだけが皆の声が聞こえる状態だったの、自分の声は届かないまま
悲鳴や断末魔だらけだったと思うわ
と、小南は当時を振り返って言っていた
下記に続く…
