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Unlimited【ダンまち】

第95章 神(しん)





12月25日(12月26日)
朝も夜も雪が降っていた…

結婚式を個別に行い
親族席も各国家の首脳人物が集い
非常に賑やかかつ厳かな式になってしまっていた

挨拶もまた然りで、ケイトは頑張って言葉にしていたが…少々噛んでいた


ホワイトクリスマスならぬホワイトウェディング

縁起の良いものと古来からされており
神々も祝福しておいでだ!と参列席から歓声が上がっていた


さて…僕の住んでいた村からも、従兄弟が弟として出席しに来てくれていた
あの…主犯格の癌に、兄を殺された双子の弟も

僕の従兄弟の子…
救えなかったとケイトが咽び泣いていた頃が今や懐かしい……

僕の従兄弟については4214〜4216,4688,4954ページ参照
ケイトが咽び泣いていたのは4735ページ参照
故郷の行く末は5256ページ参照だ


僕の両親の墓もきちんと管理してくれていて…
去る時に置いていった人形まできちんと磨いてくれていた…

神国防衛隊により、全ての心の持たないモンスターが討伐された←5139ページ参照
それによって、竜の谷のドラゴンに襲われるはずだった村も無事
携帯によって、村の全員も無事
半グロも隠れ癌もいなかった

と言うより…僕の従兄弟、もとい弟が村の村長だからこそというのも大きいのかもしれない


とても良い雰囲気で纏まっていた…

殊更、パルゥムの地位向上に一役買ったのも大きい
勿論ケイトもね←片目瞑り笑い掛ける


ケイト「?」にこ
全然気付いてなさそうだね^^;(やれやれ苦笑)

僕がケイトから目を逸らし溜息を零す中
更にケイトは首を傾げていた…


リヴェリアに至っては感極まってなのか泣いていた
ケイトが心配そうに寄り添う中、その頭を抱き締めて唇を奪っていた

それに、おおおおおおおおお!!とどよめきが巻き起こり
そのままに押し倒され、ケイトは終始リヴェリアからなすがまま、されるがままに終わった

騒がしい一日は瞬く間に過ぎてゆき…


寒い中で…今年という一年が終わりを迎えようとしていた……(微笑し空を見上げる)


ケイト「おこた〜」ずさあああっ!!
フィン「スライディングはよしてくれないか;
子供が真似する
ケイト「早い者勝ちでい!!」キラン!!
アル「早い者勝ちでい!!」キラン!!
ディ「早い者勝ちでい!!」キラン!!

ほら見たことか…;


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