第95章 神(しん)
ケイト「どれだけ人に迷惑を掛けても、自分で罪も負わず人に被せ、責任も負わず後始末も全て人にさせ、減らそうともせずそれ以上の迷惑を人へ被らせる行為を永遠に繰り返し続ける
繰り返させないこと
罪を負うこと
責任を取ること
当然の報いを受けず、何も負わず、悪人とも扱われない
罪人としての罰も受けず、只管すべきことから逃げ続ける
自分のしたいことしか何もしない
そんな破綻し切った在り方、堕落した癌一同と、その在り方を善と歪める認識を強要し癌一同が植え付けた罪との同化を促し癌化を加速させる半グロ
ガノンドロフも
ベル・クラネルも
沢田綱吉も…
みんな同じ魂だ
同じ在り方だ
何も見ず、力のみで強引に押し進め
そうしたことにより発生した歪みは、何もかも人に負わせる
いつまでもどこまでも、自らの欲望のままに突き進み、それで皺寄せを受ける人々のことは一切顧みない
信じて寄り添い、自ら犯していない罪を負い、愛してくれる存在を、平気で見捨ててドブに捨てて、笑って大手を振って犯罪をした街を練り歩く
何事も無かったかのように…
その部分こそが
人として欠いてはならない
犯してはならない悪として
正しく認識することも、扱うことも何も出来ない
ただの正当化に走る罪人、常習犯でしかないそれを、善としか扱えない
笑って犠牲になることを強要する
そんな在り方ばかり善とするから
どんどん消えてゆく
どんどん削りが増えてゆく
削りを増やすことを選んだのはお前等だ!
だから消える!!
二度と生まれてくるな!!
永遠に!!!」
癌一同と半グロに向けてはこう一貫していた
ケイト「減らそうともしない在り方がどうして正しいの?
痛みや苦しみを与えるやり方、巻き込んで傷付けるやり方を選んでおいて、英雄気分に浸れたから満足って?
それだけで済まされた側はどうしたらいい?
一生巻き込まれ続けてそれでも笑って生きてろって求めてるようなもんだよね?
そんな在り方、求められたらどう思う?
クズとは思わないの?
自分のしたこととも向き合えず
罪とも、与えられるべき罰とも、責任とも向き合えず
笑って手段も選ばずやりたい放題
責任も罪も後始末も全て人へ着せて人任せ
そんな付き合い方が健全だって?
そんな馬鹿な話あって堪るかって話じゃないの?」
それにろくな返答はなく、そんなつもりないの一点張りだった
