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Unlimited【ダンまち】

第95章 神(しん)





癌は
免疫逃避という現象がある

それこそが…
自分は悪くない、自分に都合良く捉えて
という罪の植え付けからの同化に伴う支配(コントロール)


自身の表面にある目印(本質である軽薄かつ無責任な醜さ、諸悪の根源)を隠したり
免疫を抑制する分子(自らの罪を切り分けて作り出した罪の欠片、植え付けられ同化すれば癌となり、癌に都合良くしか動けない操り人形となる)を産生したり
免疫細胞の働きを直接弱めたりする(愛想良く振る舞い、好印象を抱かせ攻撃しにくくする)

増殖の為に多くの実在化の力を消費する為、免疫細胞が活動する為に必要な分が不足し、「免疫疲弊」と呼ばれる状態になり、疲弊した免疫細胞は癌を攻撃する力を失う

正しく…
自分が悪とされない為ならなんでもし、罪や責任等の都合の悪いことからは逃走ばかりする
という訳だ


ケイト(ナウシカ)『犯してもいない罪を
犯したことにさせられるのは…
とても…哀しい(在ってはならない)ことだから』

ナウシカの姿と重なった、皆同じ想いだった
その世界では、僕はセリムだった
ちなみにイナズマイレブンの世界では豪炎寺修也だ、ケイトはケイトだ(本体の分体が遣わされないと消滅する世界)


とある世界

ケイト『闇を光に変えるのが神の力だ!

罪を!闇を!!
無かったことにする為に!力は在るんじゃない!!

繰り返させない為に!
未来を掴み取る為に!
力が!!在るんだあああ!!!』

今にも侵食してくる闇
罪の因子…
それらを叩き斬り、光へと変えてゆく

自らをも…光の粒子へと変えながら…
削りながら……
悲痛な痛みと共に喉笛を破らんばかりの絶叫に…叫びに……

重々しく、力強く、光は強まりて、その惨劇への未来を、絶ち切った


その心の名は——剪定者(せんていしゃ)

生き残るべき存在を、己が身を削りて守り、そうでない存在を切り捨てる手助けをする、数多の存在を生かす為に身を丸ごと捧げる、救済者(きゅうさいしゃ)———

実在化の為の削り、成り立たせる為の再生…その肝が…原初の始祖神の心


そして…
それは……
悪を善と歪める、染まった(植え付けられた罪を、己の罪として同化した存在)癌一同と半グロもまた、消えるべき存在と該当する

その同化の手助けこそが…誤認
誤った認識を植え付け、罪との同化、侵食を早める手助けをする行為を指す


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