• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第91章 轉儛(てんぶ)





ケイト『ははははははははははは!!^^』


そう…
名にするならば……

原初の始祖神や、2代目、等ではなく………


再生神――顕在化を司る神、顯子(あきこ)』

「顕」には、はっきりと目立った状態であること、光り輝いていることなどを表す漢字だ
人名としての「顕子」には、聡明な人物になってほしい、社会で活躍する存在になってほしいといった願いや思いが見出される


創世神の親『顯子とは魂の名…
神の名は――

キタルレス』


来たる(きたる)とは、未来に向けて進行する、あるいは未来から現在に向かって接近するという意味を持つ動詞だ
一般的には、特定の日付やイベントが近づいてくる様子を表すのに用いられる


創世神の親『レスとは無

癌一同が決して生まれず
全てを滅する闇を、無とする


無を、無とする
永劫に……

その神で在ることを指す――


原初の始祖神も知っていた……

剪定者であること
そうなることが…どういうことかを……


2代目が剪定者であること
それは…

全てを呼び醒まし、再生させ、元の清浄の世界へと返すものを指す――

癌一同を除いた全てを―――』

パチパチパチパチ(拍手喝采)←この世を除く全てが一斉に拍手を返す


創世神の親『復活の目醒めの時が来た


消えたりはせん…

そう想いたいだけかもしれんが……
そうなってでも果たしたいものが在るなら………


恐らくは…………――――


消えて無くなってまで
皆を守り守護し、再生し……

火のように消えて無くなるだろう――


だが…
燃やすものがあれば…

可能かもしれん

共に過ごすことも、生も……


祈り…
願い…

想いだ――


お前達が望む限り、消えて無くなりはせん
お前が繋ぎ止めるのだ――

お前達の願いで、意志で――――


あいつが…自分の意志で、そう在るように――!!』

双眸の目から涙を零すケイトを見やる


創世神の親『時間を掛けてしまったな…
済まんかった』深々お辞儀←未だ座ったまま

フィン「いや…教えてくれて感謝に堪えない
君の名は…」

創世神の親『なに…
しがない…ただのファンじゃよ
剪定者、神王のな

革新の神――


覚醒は見届けた……

前進せよ…
幸せなあの時の姿を…
世界を…取り戻す為に……』

そう…微笑し、目を細めながら呟いた


/ 5980ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp