• テキストサイズ

Unlimited【ダンまち】

第90章 未来への展望





子供市民『頑張ってえええええ!!!!』
女性市民『モンスターを追い出してえええ!!』

ある冒険者『10歳のガキを
たった一人の孫娘を!
路頭に迷わせて、責任から目を背けて逃げ回るお前の!!
どこが正義だああああああ!!!!!!

自分は悪くない?
正しいことをした?
身の程を弁えろや腐れ外道があああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』くわっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ミルキ
「そんな怪しいもの使えるか!」とオラリオで携帯を受け取らなかった唯一の老人←3708,3929ページ参照

彼は留守中に孫娘の両親をモンスターに殺され、金も当ても無いことから流浪の旅を孫娘と共にしていた

4年半前、ケイトの太極拳における師であった
ただで受けさせてもらっていた
面倒を見てもらっていたこともあり、孫娘とも知り合いだった

代金が払えない代わりに夜な夜なこっそり一晩で初めて打った武器
護身用のナイフを贈った

ドラゴンの首も叩き落して斬って伏せれる、太極拳にも組み合わせられる武器を――


後に、オラリオで再会し、莫大な資金を渡していた

携帯を受け取ってくれない為、代わりにせめてあの時の礼を利子も付けて返したいと…


ケイトの義理の妹
シルキーの名は、彼の名を一部貰って付けられた
予め許可を取った上で…

決めて良い、家族なのだからと
そう言ってくれたヴェルフィンとオリヴァに甘えて……

出産の折、立ち会っていいものか悩みに悩み、病院前でしゃがみ込んでそこから動かないケイトの背を叩いて「何しとる!ぱっぱと行け!!唯一の家族だろうが!!!」と激励を飛ばし、文字通り蹴っ飛ばして後押ししてくれた恩人(ミルキ)の名を――

無事に立ち会えたお礼を言いに走って訪れたケイトだったが、そこに残されたのは書き置きだけで…

「達者に暮らせよ」
その一文だけだった


竜の谷から来たモンスター
それを旅の道中で冒険者がやられそうになっている所に出くわし
そのドラゴンを彼は1人で返り討ちにした
それにより守られた冒険者
それが…主犯格の癌へ怒鳴り付けていた大人の正体である

言わば命の恩人


ドラゴンとの戦いで痛めた傷で、寝た切りでもう動けないことから
一番近くにあったオラリオに定住した


/ 5987ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp