第89章 堆魂の儀(ついこんのぎ)
神国の神殿
そこではケイトの像があった訳なのだが…←3338,3353~3357ページ参照
神石製のものであり、緊急時においては一人として欠かさず水も料理も送られる←3351ページ参照
それが――『今回の件』を受けて、僕達の分まで創られ、納められていた
『ラグナロクと呼ばれる終戦の集い』――神世主たる証として―――
勿論…
海岸の都リアリィならぬケイトには……←5293,5354ページ参照
石碑(5294ページ参照)の程近い場に、当時のラスト・ブレッシングフローを撃つ前の状態(5278ページ参照)が僕達の像と共に再現されており、同じく神石製なのだという―――
ケイト「やめてええええええええええええええええ;;」頭抱え断末魔
ガレス「好きにさせてやれい」溜息
リヴェリア「これぐらいはまあ譲歩の範囲内だろう」じと目
フィン「お祭り気分が冷めやらないんだろうね^^;ははは」空笑い
アスフィ「そうでなくても必滅事態だったでしょう;」怪訝じと目
うんうん、と頷く周囲をよそに
ケイト「私は極普通のただの一般人として生活していきたいんだよおおおおおおおおおおお!!!!」床に膝と手を付いて半泣きで叫ぶ
『無茶言うな』異口同音じと目
ブランシェ「ふふふっ^^」
ノアール「変わらないわねえ」
フィアナ『ホント』←テロップ
とんでもない無茶振り(普通宣言)に、異口同音で反意を示した
ケイト「目立ちたくないいいいいいいいいいいい」
『無理言うな』
じと目で溜息交じりに笑って返す僕等であった…
ケイトの魔力を持って、エンシェントスライムへと至ったスライム
それは魔族として――大きく人類に貢献したという
質1億2000万と同じ魔力を持ち、スライムは寿命が無いことから永遠に生き続けることにもなったとも―――神国神話において記され、残されてゆくこととなる
それは―――遠き悠久の時を生き、人類が種族として神化して滅ぶ瞬間まで寄り添い、支えた…『次期原初の神々と当時を共に生きた生き証人』として知らしめられることとなる――――
一緒に謳(うた)おう――これからの未来を―――
共に紡いで行こう―――愛しているという想いと共に―――愛を、詩(うた、想い)を、共に――――
ありがとう…逢えて、良かったよ――――――
そう、記されている―
