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Unlimited【ダンまち】

第83章 剪定





旅行先に向けて移動中の時間を利用しての解説が始まっていた(船の中)――

この船は…
魔導列車と同じく、魔導船と言って…
神技術も取り組まれた無限供給機関があって、四六時中いつでもいつまでも運行が可能だと言う……


言わずもがな…ケイトの発明品だ;(瞑目苦笑)

いつものことながら…
遊び半分であれもこれもと作りまくっていったら、商品化していった

問題のある点は全て開発部が解決して、後の世代でも使って行けるようにと創意工夫されている…;


ハイジャック対策も完備していて…つい先程も乗っ取ろうとした馬鹿を逮捕した所らしい;

「ギャー!!!;」
「助けてくれえええ~~!!!;」
咽び泣くハイジャック犯たちを、水が一様に動いて自動警備(逮捕&補導)してくれている…;

その水は…意思…つまり、魂を宿した魔力水だ←3919ページ参照


係員「よくやったね、偉いよ~^^」なでなで←面倒見係
魔力水「♪」すりすり

係員「可愛い…//」ぽっ微笑

フィン(…怖い;)ぞっ
船中に魔力水がある状況に青ざめながらも、それを濁すように紅茶をすすり諸共飲み込む中…

変わらず、席に着いたまま話は続いていた……


ティオナ「へぇ~」

アイズ「パソコン?」首傾げ

アスフィ「確か…科学文明だったかと思います」

リュー「つまり…魔道具の魔力を補っているのが始祖神ですね」

ケイト「そうそう

で、データも理も何もかも全部消えるの
ウイルスはデータ破壊の類いのもので…闇に染まりにくい…つまり位の高い人、神に近い人でない限り回避は不可能


魂の階層、位って言うのは…闇に染まりにくい点数を言うんだ

完成したって言うのは…100点中100点、つまり完全完璧に満点じゃないと不可能ってこと
100.000000000000の後に0が無限に連なるぐらい…


簡単に言うとね~

光のものが使う闇は、望んだ効果以外を巻き込まない
たとえ望みが『町を破壊する』であったとしても、その対象にそれ以外を含まない
町の中にある人間もハエとかの動物も植物も全部無事ってこと

闇のものが使う闇は、全部を巻き込んじゃう、無差別に
そういう意識を、心の在り方を、癌だと言うんだって」

ティオナ「あ~!
だから何も残らない!癌の中身が出ただけで全部消えちゃうんだね」がたっ!
ケイト「そうそう!!」


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