第81章 結び

保定官「本当に大丈夫なのか？；」
書記官「まあやらせてから考えればいいよ
耐えられなくなったら俺達が間に挟まればいいし…

それに…‥」

「「それに？」」

書記官「やる気満々な人が約2名」
保定官「まああの2人はな…；」
拘束官「元々仲間（助手）欲しがってたもんな」

ケイト「…っ；」くらくらっ
審査官「直視しない方がいいよー？
真偽官「消滅レベルよりはマシね
どうかしたか？」

ケイト「ごめん…癌の魂を見るのはキツいみたい；」
真偽官「正確には癌の2歩手前、これで無理なら一番軽いの行くか？」
ケイト「いや…やめとく
非情になれる人でないと出来そうにもない」すっ←器具構え
審査官「うわっ！おっとこまえ～」パチパチ

「んー！！！！んー！！！」真っ青涙目←猿轡を噛まされた状態で身動ぎする
ケイト「……」くらあああ

『……？』

書記官「反応が無いね？」


審査官「首傾げ）？

（たったったっ）←ケイトの前に回る
←眼前で手を振る

あー…」

書記官「どう？」

審査官「頭を振る）

立ったまま気絶してる」
『あー…；』

真偽官「器用ね^^」くっくっ
拘束官「また今度だな」
保定官「だな」
審査官「残念だけどね」
書記官「じゃあ俺達仕事戻るから」

拘束官「おー」
審査官「私は残るよ」挙手
拘束官「分体ちゃんと派遣しとけよ」
審査官「いつもやってるよ
失礼な！」ぷんすこ
拘束官「いや、やってないとかじゃなく、お前の手ももう少し必要みたいだからでだな；
俺もやってるし」
審査官「あ、そっか。ありがとう」すっ←分体を作って派遣する
真偽官「兎も角ベッドに運ぶよ（すっ）←ケイトをお姫様抱っこで抱き上げて運ぶ

また別の機会にでも頼むよ」チュッ←頬に唇を落とす
審査官「あー！ずるいずるい！私も！！」チュッ←反対側の頬に唇を落とす
真偽官「…」むっシズクを睨視
審査官「渡さないからね…」むっフェイタンを睨視
バチバチバチバチ←ケイトを挟んで火花が散る

拘束官「何取り合ってんだよ…；」じと目
審査官「私の！」ぐいっ！
真偽官「私のね」ぐいっ！
拘束官「おいやめろ！！；オモチャじゃねえんだぞ！！？；」

「ほっ）た…助かっ
黒の神「る訳ないでしょう？^^」真っ黒
「ぎゃあああああああああああああ！！！」

その暢気な光景の背後で、罪人の断末魔が突如響き渡った