第80章 願い
つい本音が出てしまった…
だが…結果オーライだ!!
現に…
こうして…ケイトを捕まえられたのだから……ぐふっ
がくっ
チーン♪
テロップ『死なば諸共…?;』チーン←同じく力尽きる
作者「何やってんねん…」ぼそり
皆(宿った原初の神々)の悪ノリの産物?
そう←神々が頷く
原初の神々『あ~楽しかった^^♪』ルンルン♪
原初の魂達『今一…釈然としない;』たらーり;←未だ倒れ伏したまま
まあ…楽しそうで何よりです^^;
よかったのかどうなのかはさておいて…気付けば、晩になっていた;←そりゃそうだ
そうこうしている内に…
明るみに出ていた
ケイトの二つ名が、【神王(しんおう)】であると!!
ケイトに聞いてみると…
ケイト「あ~、気にしてないよ^^」
『?』
やけにあっさりとした反応に、僕等は挙って眉を顰めた
問い質してみると…
ケイト「え?だって神国の王で神王でしょ?
何も不思議なことじゃないじゃない
変でもないでしょ?」あっけらかん
フィン「………‥;」
『そう来たか…;』天仰ぐ
どう説明したものか、僕等は挙って天を仰いだ
ケイト「え?どうしたの?」
一瞬の逡巡や懊悩を経て、伝えることにした
リヴェリア「ケイト…それは違うぞ」
ケイト「え?」きょとん
フィン「正しくは……」
『神々の王…【神王(しんおう)】だ!!』
ケイト「…………………………………………
え…………」
未だ現実とは信じられないようで固まったケイトに、僕等は黙ったまま頷く
ケイト「え?」フィン達見やる
こくこく←頷く
ケイト「え?;」ガレス達見やる
こくこく←頷く
ケイト「……」
きっかり6秒固まった後
やっと現実が見えたのか…
ケイト「ええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!?;」
飛び切りの怒声の如き高らかな叫び声を上げ、直後…ロキに向けて飛び出していった
豊饒の女主人
ロキ「さ~あ!宴やあ~!♪
皆呑めええええ♪」
ケイト「吞んでやるわああああああ!!!!!!!!
ロ゛キ゛いいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!・・」くわっ!!!!!
ロキ「ぎゃあああああああああああああああ!!!!!!!!;」
後に…大目玉を食らったのは言うまでもない;←営業妨害だ…;