第80章 願い
ローブ姿のまま…『脈動』は起こる
ジ・オール、フルバーストによるブレスレットも実現させたまま…『瞳』のみが力強く瞬き、純白に光る
その全てが、一つの力として合致し、呼応し合い、『脈動』し切っていた
『一つの想い』として、『一つの力』として――『全ての魂が、神が、集まった、宿る全て』が、『脈動』していた
『額の紋様』が起こるとすれば……それは…『原初の神』が、憑依した時ぐらいだろう―――これまでと同じように
その状態に――3人は知ってか知らずか、この状況に眉一つ動かすことなく、揺らぐことなく…真っ直ぐに向かい合って、応えていた
ティオナ「私だって守るから」微笑
アイズ「うん…絶対に」真剣頷
ティオネ「当たり前でしょ…
守られてばかりでいる気なんて無いんだからね?
こっちも」微笑
ケイト「ああ…ありがとう、本当に^^//」
フィン「感謝するのはこっちの方だよ…ケイト(微笑)
いつも…ありがとう」なで←頭を撫でる
ケイト「……私こそだよ…
いつも…本当にありがとう^^
愛してる」
ぎゅうっ
抱き締め合い、唇を重ねた
ティオナ「私も私も~!!
疲れたな~!!頑張ったもん!!」
アイズ「こくこくこくこく!!!);」←激しく何度も頷く
ティオネ「あんた達ねえ…;
団長お~!♪
私も頑張りました!ご褒美下さい!!//」キラキラ微笑
ティオナ(人のこと言えないじゃん…)じとおおおお
アイズ「???」←状況に頭が付いていけていない
そのまま…ハグして抱き寄せて、軽くキスした
ティオナ「それより…活躍聞いたよ?(微笑)
エヴァンって人、止めたんだよね?^^」にこ
ケイト「ああ
…生きてて、欲しかったけど」苦笑俯く
ティオナ「…あ……;」たらーり←嬉しくないことを察した
ゴツン←肘でティオネが小突く
ティオナ「ごめん;
嫌なことだった?;」
ケイト「ううん…^^;
残念な…結果に終わったから……
でも…それは私にとってだけだった(苦笑)
あいつも…その家族も…皆、幸せだ…(瞑目し笑う)
笑っている…
それが一番だよ……^^
俺にとっても」微笑
ティオナ「俺?」
ケイト「あ…いや……
異世界の自分も、同じことを思ってて…
ちょっと移った^^;
口調、と言うか…呼称が」
ティオナ「ふうん?」