第77章 新時代の幕開け
ごぉんっ!!←杖を振り下ろす
フィン「今か今かと待っていたのに!!横取りされた僕の気持ちがわかるかあああああ!!!!?」
リヴェリア「わかるが落ち着け!!!;」
咄嗟に結界を張って見えないように、目立たないようにしてくれていたことに感謝した
うん…
わかっていた。
わかっては、いたんだが……
どうしても……‥
最初に踊る相手は、僕でいたかった
まあ
僕自身、最初のダンスの相手がまだだからというのもあるんだが…;
仕方ない…男ではないからノーカンということで手を打とう!!(キラーン!!)
リヴェリア「少しは羞恥心を持ったらどうだ;」
フィン「持っている間に横取りされるぐらいなら途中で奪う」たっ
リヴェリア「……;
やれやれ…(苦笑嘆息)
お前らしいと言うか、変わったと言うか…
ふふっ^^(くすくす)
(昔は…
あんなにも、楽しそうに笑うこと等…無かったと言うのにな
今…この瞬間に巡り合えてよかった」目を細め嬉しそうに微笑
笑って見守るリヴェリアを背に、僕はケイトにダンスの誘いをし、
曲の転機とアイズのすすめもあって、無事初ダンスを終えることが出来た
リヴェリア(大いに楽しむといい…
こんなにも…素を出すこと等、互いに無かったのだからな)微笑
そのまま流れるようにリヴェリアも誘い出し、踊り出した
他の者達も、アイシャが横取りして絡み合うように踊り、
リューがかっさらってメリーゴーランドのようにくるくる踊りながらリヴェリアへ渡し、
アスフィが誘ってダンスを踊り、ティオナとアーニャと共に3人で手を繋ぎ合って異例のワルツダンスを踊り、
ノアールとブランシェとロキとフレイヤとアルテミスは観戦に勤み、フィアナがケイトを誘って躍り出したのをきっかけに、飛び入り参加ということで全員で共に歌い踊るというとんでもハプニングが起きた
うん…本当に…‥想像が付かないね;(苦笑)←冷や汗が頬を伝う
ガレスとオッタルは護衛らしく屈強な戦士の様相のまま、ダンスに誘われ断っていた
そして…互いに神器を取り出し、またぶつかり合っていた;
演武のように見せ、客を魅了していた
うん…別の意味でダンスになっているね……はははっ^^
ケイト「あっはっはっ^^
たっのし~!!^^//」
フィン「ああ…楽しいね^^//」くす