第75章 神器、覚醒

ティオナ「じゃあさ！じゃあさ！（キラキラ）

私もティオネも、一緒に話し合ったり好きにしてもいいんだよね？」

フィン「ああ、勿論…

迷惑にならない範囲でならね？^^」
ティオナ「やったあ～！！！！^^」ぴょぉんっ！！！

わーい！わーい！！と大喜びして世界樹の周りを飛び回るティオナに
僕等は笑って見守っていた


アイズ「…フィン…ありがとう」

フィン「？何がだい？」

アイズ「ん…っと……

言いたくなって？」首傾げ

フィン「はっはっはっはっはっ^^

何に言いたいのかわからないよ、それじゃあ^^」くすくす

リヴェリア「本当に…よく笑うようになったな」微笑涙目

成長が喜ばしいぞ、とばかりに涙を浮かべながら微笑んだ


アイズ「……皆の、お陰だと思う（微笑）

皆が…どれだけ、大事に想ってくれていたのか、わかったから…
ケイト自身、応えようとしてくれたし…

色々と、教えてもらったよ？^^」にっこり

フィン「ああ…」微笑

リヴェリア「見ていて、大きく学べるからな」くす目を伏せる

フィン「どれだけ酷い目に遭っても…そんな想いをさせるな
とかね？」

アイズ「頷）……教訓」

リヴェリア「本当に人を想うとは…上辺ばかりではない
真に人のことを想い、考えることにある。

社交辞令など、その気になれば誰でも出来る
そんなものにとらわれるより…肝心の中身、意識を大事にしなければな」微笑

フィン「ああ（微笑＆頷）


彼等の一番の失態（失敗）は

信じて下さい！もっとちゃんと見てよ、と
自分が楽することばかりに繋げようとする…

今後、繰り返さないように、という思考、発想に至らない。


その点も含めて、人へ求めること…そこがいけないことなんだろうね。
何もせずに求めておいて、求めるばかりでおいて、自分は中身があると錯覚している。

自分が、学べると、期待されていると、叱責の中身を見ず、感じないからだ…



本来なら…人の命が絡んだ時点で、自ら気付くべきだった…
気付いて、自制して、反省していたら…

こんなこと（癌化）にはならなかったと思うよ


そこだけが、残念でならない…」

リヴェリア「ケイトが携帯を作っていたからこそ、実害は最小限で済んだと言うのにな…」

アイズ「変わらず反省しないんだからしょうがない」
ティオナ「何々？何の話～？」