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Unlimited【ダンまち】

第61章 新たなる発展





道中ということもあり、3人がこっそり隠すように動いていた。

無論、私も会話しながら手伝っていた。


ケイト「んー…フィンの言ってたことがわかった気がする;

確かに…彼は自分のことしか見えてないし、自分が大事だ;」

神「2つ目は自らが犯した罪に対しての無視、言動への責任感の無さ。

各敵にはそれぞれ経緯がある、その言動に至るだけのいきさつもある。
それを自身にとって「都合の悪い言動」しか見ず、言動だけで人柄まで全て決め付け、それまでの経緯を無視し、
その人へ向けての悪事全般、殺しや傷付ける行為を全て善とし正義とする。
だからこそ敵に対して「力でねじ伏せ強制的に黙らせること」に、罪悪感を微塵も感じていない。だから謝らない。

そして相手と向き合わない。
自分にとって都合のいい味方と多人数で組み、それらの意見に流されるまま只管元敵や敵に対してマウントを取り、そのことに抵抗を一切感じていない。加えて自分が悪いことをしたとも思わないから、繰り返させまいともしない。
だから本当に敵わない強い敵が現れるまで、会話も大事だなんて一度すらも言い出すことも考えることも一切無かったし、今までしようとすらもしなかった。
骸やザンザスの経緯だけでも十分わかる、その時点からしようとしてもおかしくはなかったというのに…言い出したのも考えたのも、自分の都合が最悪の時だけ。

今世での生みの父親と同じ点ね。
自分の言動も罪も責任をも、全て人のせいにする所は本当にそっくり。

あなたの父は痴漢の常習犯。
そして逮捕されたり責められたり咎められればあなたの母のせいにし、7歳のあなたのお尻へ行為をし、胸や尻などを後ろから触ったり殴ったりなど離婚するまで性虐待をし、DVで反抗することはおかしいという洗脳を施した。リアルと共通だけど…
男の警官もまたあなたの母を責めたことで、より不安定になり、悪循環の根となった。


彼は何かあれば基本全てリボーンのせい、謝るのはハルとランボと骸の時だけ。
それも自分のした行為に後ろめたさを感じ、許されたいからというだけ。

死ぬ気とは迷わないこと、悔いないこと…そして自分を信じること。
ていのいい大前提さえ出せば、傷付けたことも殺したことも、それらの人へした行為に対し悩まないことも正当化される、周囲から責められなくて当然という態度を常に敢行し続けている」


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