第61章 新たなる発展
フィン「どう足掻いた所で、それを変えれるのは本人だけだ。
君や僕、本人以外では変えれるはずもない。地獄落ちなんていうのは特に…
だから…」
ケイト「うん!」
フィン&ケイト『割り切る&割り切る!』
ケイト「ふふっ^^」
フィン「^^」ふっ
ケイト「大事なのは…本人がどうしたいか、その心だもんね。
力もまた…心に宿る。力だけでは正義は示せない。
誰もが形見で…だから相手が何でも、どんな相手でも…その心を大事にしなければならない。←2209~2211,2448,2449ページ参照
そうでないと…何が大切なのか、わからなくなる」
フィン「…一番大事な根幹は…心にあり、か。
私利私欲の為に力を使わない人に霊感は宿る。
本当にその通りだね」片目瞑&微笑
ケイト「?
霊感は…あってよかったと思うよ^^
私は、幽霊は最期の瞬間まで頑張って生き抜いた『偉大な先人』だと思っている。
だからあの世に行った後も、今も、幸せになって欲しい」
ティオナ「いや……毎度思うけれど、本当にまっさらな人だよね…
早々いないけど;」
ケイト「?」首傾げ&眉顰め
アスフィ「本人にその自覚が無いのが玉に瑕ですが…;」
フィン「ピク)あ…済まない。
そろそろ戻らなければならないようだ」
ケイト「うん…わかった。
長々と付き合わせてごめんね。
ありがとう…本当にありがとう」ぎゅっ
抱き締めてくるケイトに、僕もまた微笑み抱き締め返した。
フィン「それじゃあ…そろそろ行くよ」
ケイト「何か…遠征中なのにごめんね。
無理して思念体まで飛ばさせちゃって;」
フィン「いいや…僕がしたいから、したことだ。
君が謝ることじゃない」
ケイト「だって…その…申し訳なくて?;」
フィン「ははっ^^
本当に…変わらないな」くすくす
ケイト「?」
フィン「ケイト。
君は…堂々と胸を張ればいい。
これが自分だと、誇れるように…好きな部分とも向き合えるように。
僕は…君が大好きだから」微笑
うるっ←ケイトが涙ぐむ
フィン「安心していい。大丈夫だから…^^」なでなで←ケイトの頭頂部を撫でる
ケイト「ん!!乗り越えた!」涙&ぐすっ
フィン「ケイト…大丈夫だよ^^」
ケイト「こっちの台詞!たとえフィンが世界の敵に回ったって、私も世界を敵に回すから!」