第36章 *帰還まで
ケイト「まずはね!メレンに行ってキャンプしてね?
その次は違う島に行って武術に触れてそれからその島にあるホテルで泊まって!
その後は島の観光!!
3日目は私とフィンの前々世の生まれ故郷の島へ船で行って、色んな体験して大当たり出してホテルで泊まってね!」
ティオナ「それがこのオブジェ?」
ケイト「うん!ゴライアスを模してるらしいよ?上着掛けだって!」
テロップ『腕にぶら下がって遊ぶのはまだ少し先のことである』
リヴェリア「随分と悪趣味な…;」
アイズ「フィンは?」
フィン「僕は外れでティッシュだ」
ティオネ「そっちの方が明らかに需要ありますよね?」
フィン「まあ…記念品だと思えば、ね?^^;」
ケイト「4日目は、チェックアウトした後で前々世の生まれ故郷の島に行って観光をちょっとして、フィンの生まれ故郷の村に行って、そこにあるフィンの両親の墓に行ったんだ。
精霊王の誕生日前夜祭でお泊まり。
5日目は精霊王の森で私のお母さんとお姉ちゃん、育ての家族の墓参りをして。
再び精霊王の森で泊まった。ただLv.9になって欲しくて暴れて、その結果咳喘息がぶり返して大変だった。
全力でぶつかり合える人が欲しくって…つい、ね^^;」
フィン「治ってよかったよ^^」すっ←ケイトの頭頂部に手を伸ばす
ぽんぽん←頭の上に二度置き
なで←そっと撫でる
ケイト「ありがとう^^//」
フィン「ん//」こく(頷)
ぎゅうっ、すりっ←互いに抱き締め合い、頬を摺り寄せ合う
ケイト「好き…^^//」すり
フィン「僕もさ…//」瞑目&すり
身長差がないことからか、互いに密着し合えた。
ただ…お腹が大きいからか全部までとは言えないが……とても幸せだった。
周囲の目など気にならないほどに――
ティオナ「なんだか…もともと距離感近かったのにもっと近くなったね」
リヴェリア「そうだな」
ティオネ「幸せなのはいいことよ。ええ、幸せなんだからいいのよ」ぶつぶつ←自分に必死に言い聞かせている
『ティオネ、怖い;』←総意の一致
真っ黒な表情で一人で爪を噛みながらぶつぶつ言っていたなど、僕とケイトは知らなかった。
ちなみに、周囲の目から見たそれは…
僕達の身体から周囲へ向けてハートが怒涛の如く飛び交い続けていたという……
テロップ『どこからどう見てもリア充(バカップル)だ』
