第2章 第一章ですな。
俺はこんのすけに鳴狐が発情期と言う連絡を受けて、鳴狐の部屋に向かう途中だ。
部屋に近づくにつれて、Ω特有の香りが強くなっていく。
薬を飲めって言ってたはずなんだけどなぁ…😒😒
五虎退「あるじ…鳴狐が…」
部屋の方を心配そうに見つめる五虎退。
さっきまで一緒にいたのだろうか。
貴「大丈夫だ。五虎退。」
俺は、ヨシヨシと五虎退の頭をなでて、鳴狐のお供の狐に
貴「五虎退と…お供の狐殿。頼みがあるけど大丈夫かな?」
お供の狐「大丈夫でございます!」
五虎退「うん……」
貴「ちと、大変だからな。まず、五虎退は、一期の所に行って事情を説明してくれるか?一期ならあとは分かるだろつう。」
五虎退「うん!」
タッタッタッと虎と一緒に走っていく五虎退。
刀としての年齢だと俺よりも年上だけど、まだ俺から見たら小さい子どもだからな…
貴「よし、あとはお供の狐殿。薬研のところに行って抑制剤を持ってきてくれ。」
お供の狐「承知しました!」
俺は、五虎退とお供の狐がいなくなった後、鳴狐のいる部屋の襖を開く。
貴「鳴狐、だいじょう………」
その瞬間理性が保てなくなる香りが ブワァッ と広がり、俺の脳内を支配しようする。
隅の方で、うずくまっている鳴狐に声をかけようと手を伸ばそうとするが、
貴「うおっ!アブねっ」
グィッ と引っ張られて、バランスを崩し鳴狐を押し倒す体勢になってしまった。
鳴狐「あるじっ……///」
俺の首に手を巻き付けて、顔を寄せる鳴狐。
貴「こらっ……鳴狐。」
すでに鳴狐の男根は、そそり立っていて、
この状態だと危ないと判断し(俺の理性も含めて)、息が荒い鳴狐を俺の膝の上に乗せる。
………これ対面座位じゃね?
余計やばい感じ??
腹に鳴狐の男根が当たる感触がわかる。
鳴狐「あるじ!ッ///」
途端、鳴狐からのキスの雨が降ってくる。
額や目、頬や鼻までは、チュッ…チュッと言う音を立てている軽いキスだった。
が、口に一度キスをすると舌先をうまく使って、ディープな方のキスをしてくる。
鳴狐「んっふっ……んン///」
腰を動かし始めた鳴狐。
頬は火照っていて、目がトローンとしている