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【ONE PIECE】歳上の人

第19章 赤と青


「そろそろ島にも着くだろうし、そうしたらまた一緒に買い出しに行かせてあげるよ。

その時に、もう少し待って欲しいと伝えな」


「うん...!」


イゾウ兄に相談して、心にあった突っかかりが和らだ。














それから数日して、島が見えた。


マルコとは相変わらずの気まずい空気のままだけど...。


「マルコ、その、一緒に島降りない?」


「良いのかよぃ、俺で」


「マルコが良いの。

嫌...?」


「嫌じゃねぇよぃ。

行くか」


「うん!」


島へ上陸して、まず見えたのは賑わった街。


「凄い!

色々なお店が沢山!」


「どこか行きたい店はあるかよぃ?」


「あそこ!」


「分かった」


色々と惹かれるお店はあるけど、その中でも1番惹かれたのはこのお店。


ジュエリーショップ。


キラキラと輝きを放つ、女の子には憧れのお店。


「何か欲しいのあるかよぃ?

買ってやる」


「え?

あ、良いよ!全然!

見てるだけで楽しいの」


「そうか」


一通り宝石を見て、キラキラした物に囲まれて、幸せな気分になる。


「もう良いよ。

行こっか、マルコ」


「あぁ。

...あ、ナツキ、少し外で待ってろよぃ」


「え?」


「良いから」


「分かった」


マルコに言われて、店の外で待つ。
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