第3章 後編 愛する彼女と死の外科医
そしてアパートを出てから数分後
「これは何だ?」
「え?あぁ、これは…」
外に出るとローの興味の対象は尽きることがないようで、色々とユーリに質問していった。
それに丁寧に答えていたユーリだが、どうも周りの目が気になっていた。
ローの身長は190cmを超える。しかも超イケメンだ。
背の低い日本人が多いこの世界でそんな彼が目立たないはずもなく、ユーリはどうしたものかと頭を悩ませた。
本人は気づいているのかいないのか完全にスルーだし、唯一救いなのは田舎なのでワンピースのあのキャラに似ていると騒ぐ人がまだ出てこないことだろうか。
しかしそれも時間の問題だ。
その内モデルのスカウトでもきそうだとため息を吐いていると、目的のショッピングモールについた。
田舎町から少し外れた場所にあるその建物はかなり広かった。
何度か来たことありここならなんでも揃うことを知っていたので、特に迷うことなく日用品やローの服が買えそうな場所まで案内していった。
ローは店内を終始興味深そうに見ていたが、ユーリから促されたので適当に色々選んでいった。