第16章 私立リアリン学園!~アラレオ~ 情熱編
「弁当の包み、開けてもいい?」
アランが、右耳に唇を近づけ、囁くように聞いてくる。
「………弁当の、包み?」
私は、そのまま、言葉を繰り返す。
意味がわからずに、聞き返しただけのつもりだったのに―――。
それを合図としたかのように。
レオは、私のブラウスのリボンをシュルリと解き、アランは、腰に手をかけ、スカートのファスナーを下ろした。
「あ、や、何して………」
やめさせようと両手をワタワタと動かすけれど。
そんな私をかいくぐっていく、二人の手………。
あっというまに下着だけの姿にされてしまった。
「やっ」
両手で胸を覆い、脚を重ねて、身体を縮こませる。
「マイン先生のそれ………その恰好、そそられる」
「手はこっちね?」
レオに両手首を取られて、頭の横で押さえつけられる。
「レオッ。は、恥ずかしいよ」
「恥ずかしがることないよ………けど、そんなマイン先生もいいね。ほんと美味しそう」
そう言いながら、レオは、首筋から鎖骨へと唇をゆっくりと押しあてていき………。
「ふ………ぁ」
私は、心地よい刺激に、思わずウットリと目を閉じる。
「じゃあ、俺は下から………こっちの方がスゲエ。マジ、美味そ」
下の方からアランの声がしたかと思うと………。
下腹部に強い刺激を感じて、目を見開く。
「あああぁ―――っ!!!」
グニュグニュと。
ショーツの上で、アランの指が巧みに動き続けて―――。
激しい衝撃を感じるほどの、強い快感がやってきた。