第16章 熱情 後編〈石田三成〉

そして、近くの柱にの背を預け、抱き上げたまま、己の欲望をより一層深く深く埋めていく。


「ひ、あっ！あぁっ！！そ、んな……奥っ……らめぇっ！！」

「く……っ！……ここが、様の……一番奥、ですね……っ」

「あっあっ！グリグリ、しちゃ……っ……～～～っ！！」

「はい。……沢山、グリグリして差し上げます。そんなに、強く締め付けて……っ！…また、達したのですね」


最奥に、もともと二人が一つだったかのように綺麗にハマって、入っているだけでも堪らなく気持ち良いのに、三成が絶妙にグリグリと擦るせいで、は何度でも絶頂へと昇り詰めた。

次第に理性を失い、三成の問いにも、は素直に答えていく。


「気持ちイイですか？こんなにヌルヌルで、様は愛らし過ぎます……」

「凄く、イィ……っ……もっと、ヌルヌル……して……！」

「……っ！……勿論、良いですよ……ただし、約束して下さい」

「やく、そく……？」

「……私はこれから、今まで以上に貴女をお守りします。ですから……お願いです。私以外の男の前では、絶対にその顔は見せないで」