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I cannot part with you

第33章 波乱の幕開け?


陽斗side


仕事が落ち着いた俺は


少しでも彼女の傍にいようと思い学校まで迎えに行った


連絡もなしに迎えに行った俺を驚いて観ていた


帰りにファミレスに寄り晩御飯を済ませることにした


そこで彼女が聞いてきた


「もう怒ってないの?」


「何を?」


「昨日私が言ったこと・・・。」


彼女の目は不安に揺れているようだった


「反省したから昨日謝ってあんなに泣いたんだろ?」


「・・・・うん。」


「るぅが反省してなかったらまだ許せないけどちゃんと謝ったから、もう怒ってないよwでもここはるぅの奢りなw」


「ええ~~!!酷くないそれ!?」


「冗談だよw」


「んもうwハルさん酷いよw」


さっきまで揺れていた彼女の不安そうな顔は笑顔に戻った


それを見た俺も安心した


「あ、そう言えばねwこの前綾ちゃんが言ってたんだけどね。」


「うん。どうしたんだ?」


「彼氏さんが仕事帰りに迎えに来て、綾ちゃんが制服のままで、ホテルのレストランに記念日だからって食事に行ったんだって。そしたら帰る時にホテルの入り口で警察の人に職務質問されたってww」


「なんで?何か事件に巻き込まれたのか?」


「ううん。彼氏さんが仕事帰りでスーツで、綾ちゃんが制服だったから、援助交際だと思われたってw」


そこまで言われふと自分とるぅの格好を思い出した


その視線に気がついたるぅもハッとなって2人で無言になった


「・・・・・・・・・・・・・」


「私達もだったw」


「早めに帰ろうかw」


そう言いつつ俺は苦笑したw


自宅に戻り次の日の準備をして寝る体制に入った


次の日いつものように職場に行くと佐野が話しかけてきた


「で?最近どうなんだ??例の彼女とw」


「どうなんだと言われてもお前に答える義務はない。」


「またまたそんな冷たいこと言っちゃって♪w」


「そう言えば、知り合いの彼女が女子高生らしいんだが、記念日にホテルで食事をしてたら帰りに職質されたそうだ。」


「そりゃ普通にスーツの男と女子高生が制服だったら疑われるんじゃね?w」


「そんなもんなのか・・・・。」


「いいなぁ、女子高生の彼女w俺も欲しいわw」


「無理だな。」


「即答かよw」


「早く本命を作れ。そして静かになってくれ。」
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