第32章 彼と彼女の距離
瑠李side
9月になりましたw
新学期になり学校が始まりました
ハルさんをお見送りしていた日課が
駅前まで一緒に行く日課に変わりました。
「今日は少し遅くなると思う。帰る前に連絡するけど、先にご飯食べてていいからな。」
「わかった。待てる範囲で待ってるねw」
「あぁ。じゃあ行ってくるな。」
いつもの通り駅前で別れ学校に向かった
「瑠李、おはよう♪」
声の方に振り向くと綾ちゃんがいた
「おはよう、綾ちゃん。無事にプレゼントあげられた?」
「あげたあげたw超喜んでくれたww」
「バイトまで頑張った甲斐があったねw」
「で、瑠李は情報収集できたの?」
「まだ出来てないw色々と考えてたら誰に聞いたらいいかわからなくなったのw」
「え?どういう事??ランチでもしながら聞くからまた後でねw」
午前中授業なのでランチの約束をして教室前で分かれた
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「で?どういう事なの?」
カフェについてランチを頼んだ綾ちゃんが早速聞いてきた
「ハルさんの情報について、本人に聞くと答えをはぐらかされそうだし、お姉ちゃんに聞くとかなり誂われそうだから聞きにくいのね。で、雅人さんに聞くと全部根掘り葉掘り聞かれそうだから・・・・・・。」
「うわぁ、全部予想通りの答えになりそうで嫌だねw」
「ランチセット2つお待たせしました。」
受け取ったランチを食べながら話をしていた
「誰がいいんだろうなぁ・・・・。」
「他にいないの??陽斗さんのことに詳しい人で聞いても問題無さそうな人。」
「う~~~~ん。誰だろう・・・・・。」
「早川さんは?あの人なんでも知ってそうだしw」
「それは私も考えたんだけどね、凄く忙しそうだから迷惑かけたくないのw」
「確かに・・・・。あ!じゃああの人は??」
「え?誰??」
「何ていう人だっけw陽斗さんのお姉さんの旦那さんw」
「あ!えっと、秀樹さんかな?」
「そうそうwその人!」
「聞き辛いよw連絡取る手段ないしw」
「そっかw難しいねw」
「どうしようかなぁ・・・・。」
「そんなの私か主人に聞けばいいじゃないw」
「「え??」」
突然の声の参加に綾ちゃんと2人で振り向いた