第49章 天女と淫靡な愛をする　―信玄源氏＆女三ノ宮―＜R18＞

「だってどうせ脱がされるのでしょう？」

そう言いながら舞は肩から装束を滑らせて脱ぎ、暗い帳台の中で白くほの輝くからだが表れ、信玄はこくりと喉を鳴らした。

「信玄様、早くいらして？」

褥に横たわる舞に信玄は近寄り、「可愛いきみにそこまで誘われちゃしかたない」と舞に覆いかぶさった。



信玄の薄い唇が舞の唇に寄り、口付けを何度も交わす。

「ん…ぁ…」

いくら衛門の督としたいだけする事をしていても、かなりな女人との関わりを持ってきた信玄とではこなしてきた数が違う。

あっという間に口付けだけで舞は蕩かされ、その口付けの合間に信玄の手はあまり大きくない舞の胸を、ゆるく揉んだり突起を摘まんだりしていた。

「はっ…あっ…っん…」

舞の悦ぶ声が小さく漏れる。

「これ、好きかい？」

舞の声に合わせて触れていた胸の中心を口でちゅ、と軽く吸うと、途端「あぁぁん」と舞の声があがる。

「あっ…すき…っ…もっと…してっ…」

快楽を追う正直な言葉を伝える舞に、信玄は小さく笑みを浮かべ「わかったよ」と答える。

「久々にきみを快楽へ堕としてあげよう」