第35章 とりかえばやものがたり　― 番外編 ―＜R18＞

「尚侍、貴女は今、どんな顔をしているのか…美しいその顔が蕩けていく様を見たいですね…もっと喘いでください…貴女のその厭らしい声と私の指で立てる音…貴女の音を私だけに聞かせてください…」

そう言いながら帝は喘ぐ舞の声を聞きつつ、指の動きを早める。

「ああ…こんなに蜜を垂らして…いけない人ですね…」

「あっ…あっ…あん…」

蜜壺へ指を入れる帝は水音を盛大にたてながら、ぐちゃぐちゃと中を掻き回す。

「もっと喘いでください。私の物になかなかならなかった罰ですよ。ほう…こっちはこんなに厭らしい音を存分にたてて、そして私を待っているようですね…ひくひくしておとこがくるのを待っているようですよ…」

「あん…はや…く…きて…ぇ…挿し…てぇ…」

帝の厭らしく攻める言葉に、舞はおねだりをしてしまう。

「…ようやく貴女からおねだりが聞けましたね。ええ、私をあげましょうね」

帝は自分のからだを起こすと着物の裾から自分の既に猛っている淫茎を取り出し、舞の蜜壺へなすりつける。

「ほし、い…のっ…はやく…挿して…っ」

その声を聞いて帝は舞の両足を抱えながら、ずんと中央に穿った。

「ああ…思った以上に…貴女の中は、私を離さないばかりに締め付けて気持ちが良い…」

ゆっくり動き出す帝に、舞は嬌声を更にあげる。

「厭らしい人だ…中で締め付けて…でもその締め付けがまるで私のもの全体を包むようにうねり、きついけれど気持ち良い…貴女の味を知ってしまったら、誰もが手離せないほどの思いを持つ事でしょうね…」